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講師のつぶやき 第22回

講師のつぶやき 第22回


「達成感」と「自己肯定感」
-または私は如何にして否定するのを止めて自己を肯定するようになったか‐  細田亨

みなさん「道の駅スタンプラリー」をご存知でしょうか?


四国にある87の道の駅を巡り、スタンプを集め、スタンプの数に応じて商品がもらえる(かもしれない)通年のイベントです。(今回もまた趣味に関するつぶやきです(;´・ω・)


去年のゴールデンウィークに友人に誘われて始め、その後取得した大型バイクの免許の影響もあって、休日を利用してコツコツと四国中を巡り始めました。

そしてついに先日すべての道の駅を回り切り、見事「完走賞」を受け取りました。


バイクで走り回ってわかったことは、四国はとても広いということ。そして大人になって久しくなかった、何かをコツコツ続けて成し遂げるという「達成感」でした。

何かをやり始め、やる気を維持するためには、小さな積み重ねであってもそれが目標に向かっていく確かな一歩であるという「達成感」が必要です。


僕の場合、長い距離をバイクで走り、やっとたどり着いた道の駅で1つずつ押していく、道の駅それぞれのカラフルなスタンプがそれにあたります。

また、自分は少しずつでも何かを成し遂げられたんだ、自分はやればできる人間なんだ、という「自己肯定感」も必要でしょう。


この「自己肯定感」は自分が何かに取り組み、その過程での成功や失敗を通して、少しずつ自分の中に養われ蓄積されていくものだと思います。文字通り「自分で自分を認める」ことです。

そしてもう1つ大切なことは、周りの人たちからの承認や肯定によって「自分には価値があるんだ」、「自分は大切にされているんだ」と自分の価値を知ることです。あえて回りくどい言い方をするなら、「他者に認めてもらった自分を認める」ということでしょうか。


塾での授業では、問題を間違えても「ここまではいい感じに解けてるね。ここから頑張ってみようか。」とか「いいアプローチだね。こんなやり方はどうかな?」といったように、子どもが少しでも自信を持てるような表現を使うよう心がけています。


子どもの自己肯定感をいかに高めることができるかは、本人の取り組みもさることながら、われわれ周囲の大人によるところも大きいのではないでしょうか?

その点を意識して、子どもを縛る「呪いの言葉」ではなく、達成感や自己肯定感を高めることができる「魔法の言葉」を投げかけるようにしたいですね。

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